車を売るのは時期というのが大事であると、買取関連では当たり前のように言われているものです。

売る時期によっては、価格が2割3割と違ってくるようなこともあり、タイミング次第でかなり大きな差が出るようなこともあるのです。

では、そのタイミングというのはいったいどんな時に代わってきたりするようなことがあるのか?

この点について紹介したいと思います。

車が高く売れるのは何月なの?

車が高く売れるかどうかという話で一番話されているものといえば、月によって値段が変わるというものです。

月によって車というのは需要が変わってくるものであり、需要が大きければ大きい時ほど車というのは高く売れるのです。

一番大きく値段が上がる時期といえば、おおよそ2月から3月です。

この時期は転勤、就職、引っ越し、入学などいろいろなライフイベントが起きる時期です。 

この時期には車が必要になるようなこと後きやすい時期です。

ですので、この時期には多くの中古車を集めて少しでも多く販売したいという欲求がありますから、高い値段で取引がされやすいです。

また、ボーナスが入る時期というのは基本的に高めに買い取ってくれる時期です。

夏のボーナスが出る6月から7月付近や、12月あたりというのはボーナスのお金を車につぎ込んでくれる可能性がありますので、基本的に値段が高くなるというわけです。

車の値段が下がる時期やタイミングはどういう時?

反対に車の値段が下がる時期やタイミングというのは、まず先述した高く売れる月日のとは逆に安く売れる月というのがあります。

4月付近ですと、一通り車を買ってくれる需要というのはなくなりますので、買取の値段というのはどうしても下がってしまいます。

特に5月あたりはゴールデンウィークもありますので、消費は別のところに向かいやすいので、車の購入はより控えられる傾向にあります。

この時期は確実に売るのを控えた方がいいでしょう。

10月あたりというのは中途半端な時期ですので、あまり大きな額にはなりにくいといえます。

その他にも、車種によってはフルモデルチェンジやマイナーチェンジといったモデルチェンジがあるようなことがあります。

そういったときには、前のモデルというのは古い型と取られられてしまいますので、値段が急に下がってしまうと異様なことがあります。

モデルチェンジの情報があったら、すぐにうることを検討したほうがいいでしょう。
(※ただし、例外的に前のモデルに希少価値があるような場合には価格が上がるようなケースもあります。) 

その他には、車検の時期が迫っている車というのは、車検をしなければならないのでその分費用が掛かってしまいます。

そうなると業者としてもその分の費用を切らなければならないので、安くなってしまうようなことがありますから、車検の時期は避けることが一般的に進められています。

ライバル会社が今まであった車よりもよりいい性能の車というのを販売した時にも、似たような先行モデルの車というのは性能差がどうしても出てきてしまうため、値段が下がってしまうようなこともあるようです。

車の相場は年間でどれ位下がっていくの?

車の年相場というのは年数によってもやはり価値が下がってしまいます。

年間でどれくらい下がるのか? という話がありますが、一般的に言われているのが1年間で30パーセント価格が下がるようなことが言われています。

数字で見ていくと、300万円で新車を買ったとなると1年目で210万円、2年目で147万円、3年目で103.9万円といった感じで値段が下がっていくというわけです。

たった3年で半値以下に落ちてしまうわけではありますが、実際にこんな風に確実に落ちていくのかというとそうではありません。

車が走った距離や修理歴などいろいろな事情が挟まりますから、一概にこのように値段が下がっていくわけではありません。

また、車種によっては需要も違ってきますし、実際に一般的に言われているような値下がり率では計算できないような値段で販売されているk中古車というのも存在しています。

もちろん、車というのは消耗品でもありますから、年数がたてば基本的には価格というのは下がってしまうのをやむを得ないものといえるでしょう。

ですが、年間でどれくらい下がるのかというのは一定の値段で決まっているわけではなく、あくまで対象となる車の状態や需要によっても変わってくるというわけです。

車を売る時期というのは、ほんの少しのタイミングの違いというだけでも中古車の価値を大きく下げる原因にはなります。

ですが、一概に特定の条件に当てはまっているからといって必ず価値が下がるというわけでもありません。却ってよくなるようなケースもあります。

買取金額は複雑であり、色々な情報が集まって買取相場が決まりますので、色々なことを総合的に解釈する必要があるでしょう。