新しい車を買う時や、車を処分する時など今持っている車を売ろうと思うことがあります。
せっかくならより高く買い取ってくれるところが良いですね。
どこなら高く買ってくれるの？どんな時に高く売れるの？と疑問に思う方も多くおられると思います。
そこで今回は車買取の相場のアレコレをご紹介します。
是非ともより良い車の売却のためにお役立て下さい。
車買取相場を調べる方法は？
車を売る時にはまず車の相場を知らなければなりません。
まずは車買取の相場を調べる方法をご紹介します。
お持ちの車の状態によって買取価格は変動しますが、おおよその目安となる部分が、車種のグレード、年式、走行距離になります。
この情報を元に、インターネットで車買取サイトを利用、ディーラーや中古車買取店に見積もりを出してもらいます。
一般的に買取価格は下取り価格より大きくなるので、新車購入などをお考えになっておらず、売却方法が決まっていない方は買取を選んで下さい。
必要な情報をサイトに入力すると査定額が出てきます。
この出てきた査定額をおおよその車買取相場とお考え下さい。
この他にも、日本自動車査定協会が全国のディーラーなどから情報収集をして出版しているガイドブックを読む方法があります。
このガイドブックには業者向けのイエローブックと一般の方向けのシルバーブックがあり、中古車販売価格の目安となります。
車の買取相場ってどうやって決まるの？
では車の買取相場はどうやって決まっているのかと疑問に思われることでしょう。
車の買取相場は簡単に「人気」で決まっています。
人気があるとそれだけ需要があると言うことになりますので、査定額は高いものとなります。
前述の車種のグレード、年式、走行距離と言う部分が目安になりますが、人気のない車になってしまうと、どれだけ走行距離が少なくとも、どれだけ年式が新しくとも査定額は低くなってしまいます。
また同じ車でも色によって人気は変わります。
白や黒、シルバーなど無難のない色であるとあまり査定額は上下に変動しませんが、不人気の色の車になってしまうと買取価格が3割減になってしまうと言うこともあります。
さらに、季節や時期などでも車の買取相場は変動します。
3月などの年度末や決算期になると買取価格が高くなる傾向にあります。
夏が近くなるとレジャーの需要が高まりますので、RV車の買取価格が高くなることもあります。
こう言った季節や時期による車の買取相場の変動は、車買取業者のキャンペーンなどで知ることが出来ますので、車の売却をお考えの方は過去のキャンペーンなどを調べてみると良いでしょう。
このように車の買取相場は人気によって決まりますので、車をご購入の際にはその点も気に掛けるとゆくゆく車を売りたい時に役立つことがあります。
車の買取相場より高く売る方法は？
出来る限り車は高く売りたいものです。
最近では一括査定と言うものを無料で出来るサイトが多数あります。
まずはこちらの一括査定をご利用頂き、より査定額の高いところを探すことが車の買取相場より高く売る第一歩になります。
また、前述の季節や時期によっても相場が変わると言うことを利用し、お持ちの車が高く売れる時期を調べることもおすすめです。
一般的に1月～3月、9月～10月が車を売るのに適していると言われています。
この時期は新車、中古車問わずに車の需要が高まりますので、車の売却価格も高くなります。
特に3月は転勤や異動、進学や就職と言った新しい生活の始まりになりますので、新しい生活に合わせて車の購入を考える人も増えます。
時期と言う点でもう一つ確認しておきたいことが車検の時期です。
どうせ車を売るなら車検を通した方が高く売れるのではないかとお思いの方もいらっしゃると思いますが、車検の分は買取価格に転嫁しますので、実際の売却価格は変わらないと言うことがほとんどです。
車の査定は日が経てば経つほど下がっていきますので、車検を考えて車を売ってしまうことが遅くなるのであれば、車検のことは考慮しないでも大丈夫です。
なるべく早く売ることでより高く売れることにも繋がりますので、この点は注意が必要です。
もう一点重要なことが、走行距離のタイミングです。
走行距離の50,000ｋｍと100,000ｋｍは車の買取相場に非常に重要なポイントになっていまして、車を売却する時にこの走行距離を越えているかどうかと言う部分が査定に大きく響きます。
車の売却をお考えの時に、仮に48,000ｋｍの走行距離であれば、50,000ｋｍになる前に車を売却した方がより高く売れるポイントになります。
また、車を売却する時は下取りではなく買取をしているところを選ぶことも車の買取相場より高く売るポイントになります。
ディーラーは車を売ることを目的としているため、下取りを含めた金額を提示することが多くありますが、中古車買取の相場に詳しくなかったり、中古車のニーズに詳しくなかったりするため本来の査定額より少ない金額になってしまうことがあります。
そのため、下取りのみではなく買取も行っている店を選ぶことが大事になってきます。
車の売却をお考えの方は、この点を注意して車の売却に臨むと良いでしょう。
車の買取相場が上がる時は？
車の買取相場が上がる時期は前述のように1月～3月となります。
3月の決算期に合わせて中古車販売店も力を入れますのでこの時期は普段より高く車を売ることが出来ます。
ただし、3月の決算期に合わせてと言うことになりますので、3月中旬などに車を売ろうとすると逆に下がってしまう可能性もあります。
ですので車の売却をお考えの方は1月～3月第一週を目安にお考えになると良いでしょう。
さらに行楽シーズンには4WDやRV車の需要が高くなりますので、これらの車の売却をお考えの方は行楽シーズンを狙ってみるのも良いでしょう。
また、夏のボーナスシーズには車の買取相場が下がりにくくなります。
5月下旬～7月末まではこのボーナスシーズンになりますので、時期的なタイミングを狙ってみるのも一つです。
車の買取相場が下がる時は？
年間で車の買取相場が大きく下がる時期は主に12月と言われています。
これは年が変わると年落ちしてしまうので、査定が大きく変わるためです。
中古車買取業者は年落ちしてしまう可能性があるので、年内に買取った車を売らなければなりません。
在庫として抱えてしまうと価格が下がってしまうリスクがあるため、このリスクを避けるために車の買取相場は下がる傾向にあります。
もし12月に車の売却をお考えであれば、年の明けた1月や12月の早い段階の第一週などに売るようにすると良いでしょう。
他にも5月のGW明けなどは車の買取相場が下がってしまう傾向にあります。
連休を利用しての行楽シーズンが終わってしまうため、車の需要が下がってしまうためになります。
買取相場は5月の中旬から後半に掛けて回復してきますが、車を売る時は連休明けを避けるべきです。
さらに、海外の買取需要が落ちるラマダーンの時期があります。
イスラム教の一ヶ月断食をすると言うラマダーンですが、海外の買取業者が自国へと帰国する時期になります。
このためラマダーンの時期には車の買取相場が一時的に落ちてしまいます。
ラマダーンは一ヶ月間となりますが、移動にかかる時間も含め、前後一週間は買取相場は上がりにくくなっています。
しかし、輸出相場に左右されない車種であれば大きく関係してきませんので、ご参考までに覚えておいて下さい。
まとめ
このように車をより高く売るには時期なども参考にしておくと良いでしょう。
まずは一括査定サイトをご利用頂き、必要な情報を入力してご自身の愛車の査定額を覚えておきましょう。
車を売る時期が決まっていなくても、定期的に一括査定をご利用頂き価格の動向を見ていくことも大事になります。
以上が車の買取相場の事情になります。
是非こちらを参考に愛車をより高く売れるようにしてみて下さい。
